3日目の夜、ふぐで心も満たされて向かったのは、フェリーのターミナル。
阪九フェリーを利用し、初の船旅を体験してきました。
私たちが乗船したのは、新門司から泉大津まで向かう「やまと」です。
「やまと」のご紹介
客室
- 特等室
- 1等室
- 2等室
の3種類ありました。特等室は、広いだけではなくシャワーもあります。
1等室は和室と洋室があります。
ホテルのツインなどのイメージで、ベッドが並びソファと洗面台があります。
2等室は1等室と違い、ダブルベッドのような形で2段に寝るスタイルです。
運賃は、特等室が2万円程度、1等室が1万3千円~1万5千円程度、2等室が7千円~1万程度でした。
もちろん、車の運送も可能です。運賃は車両の長さによって異なります。
ペットを預ける専用スペースもありました。
船内施設
- 大浴場(時間制限あり)
- シャワー室(24時間利用可)
- カラオケルーム
- 休憩所
- レストラン
- 売店
があります。
客室でくつろぐも良し、カラオケなど楽しむも良し、デッキで景色に癒されるも良し、いろんな客層が楽しめると思います。
橋などの見どころ通過時間の案内放送もあり、ワクワク過ごせました。
私たちは21時出航の便だったので、夜はまったり過ごしつつ、朝は橋も見ようという作戦へ。
船内散策
まずは、初の船旅を味わうべく、船内を1周うろつきました。
出航してすぐは多少の揺れを感じましたが、気分が悪くなるようなことはなく安心しました。
売店には、お土産やおつまみ、阪九フェリーグッズなどがありました。
ふねこのキーホルダーが可愛くて、買えばよかったかなとプチ後悔🙃
売店前には予約表が置いてあり、どうやらレストランで作るパンの予約ができるみたいです。
アップルパイとシュークリームが人気らしい。
デッキはさすがに寒かったですが、海風を浴びながら夜景を見て、テンション上がってました😂
大浴場
若干の揺れを感じながら脱衣。(笑)
正直、裸の時になんかあったらどうしようかと、一瞬不安になりました😅
21時出航の便では、出航直後が1番混み合うそうです。
私は船内をうろついてから行ったのてで、ほかの利用者は4人程でスムーズに入浴できました。
窓から海を見ることもできるので、朝の利用は景色が良いと思います。
アメニティ
- シャンプー類
- 小さいタオル
- ドライヤー
- 髪ゴム
- カミソリ
は、部屋と大浴場の脱衣場にありました。
シャワー室は利用してないので確認できませんでした。
バスタオルはないので、持参するか売店での購入が必要です。
お部屋でまったり
私たちは1等室を利用しました。
ソファの前はスペースがわりと広く、スーツケースを2つ広げることもできました。
その他、ベッド2台の間も1.5畳程度のスペースがあり、窮屈な感じはなかったです。
クローゼットにはハンガーもあり、テレビも小型ではありますが設置されています。
洗面台回りもきれいで、古い船ではありますが清潔感はありました。
船のモーター音のような低めの音が多少聞こえましたが、寝るのには全く支障ありませんでした。
明石海峡大橋
航路図の通り、この船はしまなみ街道・瀬戸大橋・明石海峡大橋を通過します。
私たちは21時の出港だったため、しまなみ街道・瀬戸大橋の通過は夜中~早朝。
たまたま起きた時に一瞬見れたのですが、ライトアップが素敵でした!
眠過ぎて、どっちの橋だったかは忘れてしまいましたが…😅
明石海峡大橋は、8時頃の通過でした。
日の出頃に起き、青空が広がるまでボーッと眺めるという優雅な朝。
いよいよ、デッキに上がりスタンバイ。
遠くから壮大な橋が見えてきて、ワクワクします。
何枚も写真を撮り、ついに真下をくぐる直前に悲劇が…
まさかのiPhone充電切れで、写真が撮れず…😱
デッキに集まった大勢のお客さんが、一斉に上を向いて写真を撮る中、急にiPhoneをしまいポケットに手を入れながら立ちすくむ私。
え?なんで今?ってタイミング😂
みんな上見てるし誰も私のことなんか見てないだろうけど、なんとも言えない落ち着かない気持ち🤦♀️
写真には残せなかったけど、明石海峡大橋をくぐる瞬間はとても壮大で、橋のデカさに圧倒されました。
ちなみにてつに至っては、寝ぼすけなのでデッキに上がってこれず。
部屋から明石海峡大橋を眺めて終わってしまいました🤭
朝ごはん
明石海峡大橋の間近の写真を撮り忘れ、テンション落ちていたので朝ごはんで気分を入れかえることに。
と言っても、てつは食より睡眠派のため、1人でレストラン散策に行きました🙄
朝粥セットが気になってましたが、既に売り切れ。ハードでしたが、朝カレーと目玉焼きにしました。
冷たいものはトレーに自分で取るスタイル。その後、暖かいものを頼み盛り付けてもらい、お会計です。
海が見えるカウンター席があったので、1人優雅に過ごしました。
カレーは普通に美味しかった。ミニサイズにしましたが、普通に茶碗一杯あって苦しい程でした。
目玉焼きは卵2個で大満足。お値段は高めですが、メニューは豊富なので許容範囲ってとこです。
売店前にはパンが売っており、昨日の散策から気になっていたアップルパイとシュークリームを探しましたが、こちらも既に完売。
メロンパンとクロワッサン、ゆで卵を買ってみました。
パンはどちらもふわっとしており、普通に美味しい。
ゆで卵は殻の上からキメの細かい塩がまぶしてありました。
これ、中身は味なくない?
と思いながら食べてみると、殻を向く時に手に塩が付き、その手で食べるとちょうどいい塩加減😂
むしろ、買いたいくらい塩がとっても美味しい😂
残念ながら、説明書きもなく、ネットで調べても出てこなかったので、どちらの塩かはわからず😞
乗船したら、絶対食べた方がいいですよ😋
まとめ
瀬戸内海ということもあり、船酔いの心配はなく快適に過ごせました。
景色は壮大で、海や船が好きな人はほんとにテンションが上がると思います。
船内施設もマイナスポイントはなく、いろんな世代の人が楽しめる空間だなと思いました。
ゆったりした素敵な時間が過ごせると思います。
そして、ここまで「やまと」を紹介してきましたが、実はもう引退されるそうです😅
今年の春からは、「せっつ」と「やまと」(やまとは名前をそのまま引き継ぎ)の2隻が新たに就航します。
ただ新しいだけではなく、ペットと同室で過ごせる部屋があったり、客室がレベルアップしています。
ぜひ、利用してみたいですね☺️
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